イラストレーターのデータの作り方を紹介します♪
Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)を使ったガラス印刷データの作り方を紹介します。
データの製作方法でご質問等ございましたら0120-12-4466までお気軽にお問い合わせください♪
Adobe Illustrator(イラストレーター)でのデータの製作手順
1.新規カンバスを開きます。

メニューバーのファイル(F)をクリック→新規(N)をクリックします。
2.ファイル名をつけます。(この作業は保存時でも可能です。)

名前(N)に名前を入力します。
今回は「print_sample」としました。
ファイル名は半角英数のみ21文字まででお願いします。
3.アートボードのサイズを設定します。

新規ドキュメントプロファイルを「カスタム」に設定します。

サイズを「カスタム」に設定します。

幅と高さにガラスのサイズを入力します。
単位を「ミリメートル」に設定します。
4.設定を完了します

右上のOKボタンをクリックします。
5.カラーモードを設定します。

ツールバーの[ファイル(F)]→[ドキュメントのカラーモード(M)]→[CMYKカラー©]をクリックしてチェックを入れます。
6.解像度を設定します

ツールバーの[効果(C)]→[ドキュメントのラスタライズ効果設定(E)]をクリックします。

ドキュメントのラスタライズ効果設定のウインドウが開くので高解像度(300 ppi)(H)に設定します。
7.背景を設定します

背景を透明に設定します。
なぜ背景を透明にするの?
背景をホワイトに設定してしまうと、背景が白色でガラスの印刷面に塗られてしまいます。
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背景を透明に設定して印刷 | 背景をホワイトに設定して印刷 |
背景をホワイトに設定すると、透明にしたい箇所が白色で印刷されてしまいますのでご注意下さい。

右上のOKボタンをクリックします。
7.印刷データを作成します。

- データ作成時の注意事項 -
■描線は0.5mm以上で表現して下さい
描線が0.5mm未満の場合、うまく印刷されない場合があります。
■画像等の使用は「リンク配置」ではなく「埋め込み」にして下さい
埋め込み配置の説明と埋め込み方法はこちらをご覧下さい。
■黒を使う場合はC0% M0% Y0% K100%に設定して下さい
他の色を混ぜた黒を使うと文字がずれる場合があります。
※リッチブラックは使用しないで下さい。
■印刷データ内のテキストは必ずアウトライン化して下さい
テキストをアウトライン化する方法はこちらをご覧下さい。
■下塗りする部分を別レイヤーでお作り下さい
写真のように、印刷する部分は一度、白色で下塗りします。下塗りする部分を印刷機に判断させる為、下塗りする部分を別レイヤーにお作りください。
(下塗りのカラーは実際白ですが、黒[C0% M0% Y0% K100%]で作っていただけると、機械でそのまま読み込める為助かります)
Q.実際、白くして欲しい部分は白で作ればいいの?
はい、右上の図のように実際白くしたい部分は、白でお作りください。
8.データをAI形式で保存します。

ツールバーの[ファイル(F)]→[別名で保存(A)]をクリックします。

別名で保存ウインドウが開くのでファイル形式を[Adobe Illustrator(*.AI)]を選択します。

右下の別名で保存ボタンをクリックします。

するとIllustratorオプションのウインドウが開くので、制作したバージョンを選択します。
※データを制作したIllustratorのバージョンがCS6以上の場合はCS5を選択してください。

右上の保存ボタンをクリックします。
以上で入稿データの完成です。
Illustratorでの入稿データ作成 Q&A
Illustratorのバージョンが低いですが大丈夫ですか?
Illustrator形式(AI形式)であれば、どのバージョンでも大丈夫です。